湖北省恩施土家(トゥチャ)族自治州宣恩県の市場では春節を迎え、新年名物である民間食「油餡児」の香りが立ち込めている。油餡児は、小麦やもち米を水につけた後、これをひいてノリ状とし、豆腐や肉、ネギ、にんにくなどの餡(あん)を入れ、ほんのり黄色くなるまで揚げて食べる。土家族の人々は昔、春節を迎える時だけこれを食べていたため、この香りはおめでたい新年を思わせる香りとして記憶されている。(編集MA)
「人民網日本語版」2013年2月13日
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