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北京 長城跡に登った7人のうち、2人が凍死

北京 長城跡に登った7人のうち、2人が凍死

 北京では18日、市民7人が延慶県四海鎮九眼楼で長城跡に登った。しかし登攀時間が長く、体力を使い果たしたことから、山中で足止めされた。消防隊と人民警察が同日夜に捜索を行ったが、登山客のうち2人は発見された時には意識がなく、20日早朝には死亡した。 

 18日夜11時54分、延慶県永寧消防中隊に指揮センターから「黒タ山九眼楼風景区で山中で足止めされた登山客が救助を求めている」という指令が入った。同隊は速やかに隊員7人を現場に派遣、また警察と救急隊に出動を要請した。 

 九眼楼は懐柔県と延慶県が交わる海抜1100メートル以上の場所で、「万里の長城の第一の楼」とも呼ばれている。足止めされた登山客は自分たちの位置を正確に把握しておらず、携帯電話の電波状況もよくなかったため、救助は難航した。同日夜は山地の気温が低く雪も降ったため、四海森林消防中隊、懐柔迎賓路消防中隊も次々に支援に駆けつけた。 

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