北京最北部に位置する懐柔区叭溝門満族郷の山に囲まれた土地に小さな農場がある。農場の主は優しく穏やかな声で話すビジネス管理学の修士学生の女性、石晶さんだ。石さんは以前は多くのサラリーマン同様、外資系企業に勤めて少なくない賃金を得ていた。学習、仕事、結婚、子どもの出産を経た数年前、食品の安全に関する多くの報道を眼にした石さんは、自分で土地を借りて野菜を栽培し、家畜を飼い、家族や友人に安心できる食品を提供したいという思いを持った。石さんの農場の最大の特徴はイノシシの飼育で、数年にわたる実験の成果により、農場では現在400頭以上のイノシシを飼育し、製品は北京の多くの有名レストランに販売され、また高級な贈答用食品として加工販売されている。イノシシの他にも農場ではチャボや羊なども飼育し、多くの野菜や果物、糧食を栽培している。石さんは、努力して山間地区でハイエンドな現代的農業を発展させたいと語る。「新華網」が伝えた。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年1月28日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257、080-5077-8156(24時間) 北京 (010) 6536-8386 MAIL:japan@peopledaily.com.cn