<企画>海外粉ミルクの代理購入がなぜ一大ブームになる?
オーストラリアで最も一般的な粉ミルクブランドの販売量が今、激増している。乳児用品の売り場は空っぽになり、購入できる量を制限する現地の大型ショッピングセンターもある。ただ、販売量の急増は現地の乳児が増加していることが原因ではない。>>>オーストラリアで粉ミルクを買い占める中国人
■輸入粉ミルクが人気、中国市場でシェアを拡大
収入増に伴い中国人の消費習慣に変化が生じる中、中国のミルク市場も今後さらに拡大する流れだ。輸入粉ミルクは品質・安全面で消費者に信頼されている。ミルク市場を力強く支える輸入粉ミルクは、「脇役」としての立場から、より多くの人々の視線を引き付けるようになり、市場シェアが拡大を続けている…>>>詳細へ
■中国の輸入粉ミルク販売価格が高い
多くの消費者から、「中国人が輸入粉ミルク1缶を買うお金で、オランダや英国などでは同じものが3-4缶買える」との声が上がっている。調査したところ、昨2011年下半期以来、国際市場では粉ミルク原料の価格が低下し続けているにもかかわらず、中国での輸入粉ミルクの販売価格は上昇の一途をたどっていることがわかった…>>>>詳細へ
■海外粉ミルクの代理購入が一大ブームに 背後に莫大な利益
インターネットを利用した代理購入は税金を払わないケースが多く、製品の購入費用と国際郵便料金がかかるだけだ。現在の価格上昇を踏まえても、代理購入での価格は国内市場での販売価格より100元以上安い。このような価格的な優位により海外粉ミルクの代理購入が一大ブームとなっているが、その背後には多くのリスクも存在する…>>>>詳細へ
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(編集JZ)
「人民網日本語版」2013年1月14日