2012年度全国十大考古新発見　入選リストが発表

　中国国家文物局、中国文物報社、中国考古学会が同日北京で合同開催した記者会見で明らかになったところによると、2012年度全国十大考古新発見が9日に北京で発表された。人民日報海外版が伝えた。

　2012年度全国十大考古新発見は、河南省欒県孫家洞旧石器遺跡、江蘇省泗洪県順山集新石器時代遺跡、四川省金川県劉家寨新石器時代遺跡、陝西省神木県石◆遺跡、新疆温泉県阿敦喬魯遺跡・墓地、山東省定陶県霊聖湖漢墓、河北省内丘県●窯遺跡、内モンゴル遼上京皇城西山坂仏寺遺跡、重慶市渝中区老鼓楼衙署遺跡、貴州省遵義市海竜トン遺跡。

　上述した十大考古新発見は、2012年の約600件の考古新発見から選出されたもので、次の特徴を持つ。（1）歴史のスパンが長く、中期更新世から明・清代を網羅している。（2）発見された地域が各地に分布しており、辺境地区の入選数が例年より増加した。（3）種類が豊富で、紀元前の集落、洞窟遺跡、墓地、窯遺跡の他に、仏教寺院の遺跡、衙署遺跡、土司の砦など珍しい遺跡が発見された。（編集YF）

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