中秋節(9月19日)を間近にひかえ、例年は忙しさに追われる月餅生産メーカーはこれまでにない圧力を感じている。多くの生産メーカーで受注が減少し、中には生産を繰り上げて終了する企業も出ているという。2013年の中秋節と国慶節(建国記念日、10月1日)の間は期間が長く、市場のニーズに影響を与えている。中央及び地方は公金で月餅を贈ることを禁ずるなど相次いで数多くの禁止令を発表しており、市場では1千元近くする高価な月餅は既にほとんど見られなくなっている。こうした背景から2013年の月餅市場は「低価格」なムードに包まれ、月餅生産メーカーは主に「低価格」を売りにしている。中・上級の月餅を主に販売する杭州楼外楼を例にとると、同社は市場の変化に合わせて生産計画を調整し、上級月餅の生産量を30%削減、中・下級の月餅の生産量を20%拡大している。価格や品質の面では、200元以上の月餅贈答用セットは9種類、200元以下は16種類、最低価格のものはわずか26元となっている。中・下級の月餅が市場で人気を集めており、楼外楼では2013年には例年と同水準の600万個を売り上げると予測している。新華網が伝えた。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年9月12日
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