多国籍調達信頼感指数が小幅上昇 中国での調達拡大
今年第3四半期(7-9月)には、海外企業により中国での調達についての信頼感を示す多国籍調達(上海)信頼感指数が小幅に上昇し、中国での調達量、調達価格、調達の割合がいずれも増加・上昇した。第4四半期(10-12月)と来年には調達の拡大が予想される。
同指数は多国籍企業200社の中国にある調達機関のデータをサンプルとして作成するもので、ボーダーラインの50ポイントを上回れば中国での調達が拡大傾向にあり、中国の輸出が好調であることを示し、50ポイントを下回れば中国での調達が縮小傾向にあり、中国の輸出が不調であることを示す。
今年7-9月期の同指数は51.28ポイントで、第2四半期(4-6月)の50.40ポイントを上回った。このうち工業製品多国籍調達指数は4-6月期の49.16ポイントからボーダーラインを超えて50.01ポイントになった。消費財多国籍調達指数は53.53ポイントで、前期をやや上回った。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年9月11日