各局が「倹約令」を推進 中秋節番組は中央テレビと北京テレビのみ
昨年の中秋節には中国中央テレビ局(CCTV)、北京、天津、浙江、深セン、広東、山東、河北、四川等の1線衛星放送テレビ局9社が中秋節の特集番組を放映し、画面を賑わせた。しかし中国共産党中央宣伝部など5部・委員会はこのほど共同で「豪華さを制止し、倹約した晩会実施に関する通知」という「倹約令」を発表し、深セン、湖南、浙江、東方、遼寧を含む大部分の衛星放送局に対して、簡素化をよしとする呼びかけに応じて今年は中秋節の特集番組を放映しないよう求めた。中秋節の特集番組を放映するのは北京テレビ局と中国中央テレビ局(CCTV)のみとなる。北京テレビ局の中秋晩会を担当する総監督は取材に答え、今年の中秋節特集番組の簡素化について「簡単ではない」と語った。北京青年報が伝えた。
今年の中秋節特別番組では「大交歓」というコンセプトで、一般市民の才気あふれる人生の紹介を中心とし、舞台上と視聴者との相互交流を強化する。また司会者も調整され、北京テレビ局の有名アナウンサー11人ほどがそれぞれの技を披露するという。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年9月6日