西伊豆の海岸線には切り立った崖や海の浸食による洞窟が多く、灰色の凝灰岩の小島が点在する様子は海にばら撒かれた真珠のようだ。同地の地形は火山溶岩と海水の浸食により形成されたものだ。代表的な観光地の一つ、堂島周辺の海岸には、日本の国家天然記念物に指定された「三四郎島」や「天窓洞」などの有名な景観がある。
三四郎島とは堂島西側の象島、中島、高島の一つながりの島で、干潮時には陸地と島とをつなぐ道が現れ、歩いて島へ行ける。天窓洞は白い凝灰岩で形成された洞穴で、海水が長年にわたり浸食して独特の洞窟の景観を形成した。日の光が洞窟入り口から透き通った海水を照らし、神秘的なエメラルドグリーンの風景を見せる。観光客は観光船に乗って洞窟に入り、大自然の造形を近くから眺めることができる。
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