日本とブラジルは異なる文化体系を持つが、100年にわたる移民の歴史を通して日系ブラジル人の存在が2つの文化を融合させ、独自の文化の伝統を持つようになっている。環球網が伝えた。
ブラジルでは1907年に奴隷制度が廃止され、日本政府はブラジルに労働力として多くの移民を送り出した。現在、ブラジルは世界で日系移民が最多の国となっている。100年を経て、特に1991年の日本の経済政策変更後、多くの日系ブラジル人が日本に戻ったが、日本語の学習環境に欠けることから子どもたちは苦労し、学校でいじめられやすくなり、日系ブラジル人は疎外された。
2008年の経済危機の発生で多くの日系ブラジル人が再び日本からブラジルへと戻った。彼らの帰国は日本の高い物価から逃れ、のんびりした生活を夢見たためかもしれない。写真はカメラマンのPaulo Siqueira氏が撮影。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年9月24日
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