中国パンダ保護研究センターでは2013年、「2013年全国の飼育パンダ繁殖交配計画」の全体的な計画に基づき、綿密な準備を行い、パンダ繁殖業務の順調な実施を保証している。研究センターでは今年、合計18頭のパンダが24頭の子どもを生み、20頭が生存し(雅安碧峰峡基地が13頭、核桃坪野生化訓練基地が4頭、広東番禺動物園が1頭、シェーンブルン動物園が1頭、ワシントン動物園が1頭)、繁殖の新記録を樹立しており、野生化トレーニングのための十分な個体群を形成している。人民網が伝えた。
新たな1年のパンダ繁殖を成功させるために2013年の初めに研究センターはパンダの優良繁殖、野生化・トレーニングなどを重点に関連業務の緻密な計画と準備を行った。今年の繁殖計画対象となったパンダについて、発情前期の飼育管理を強化し、栄養価が高くバランスのとれた食べ物を与え、体質を強化し、発情を促進する。力を集中させ、行動のモニタリングや採尿、雌性ホルモンレベルの測定、雌のパンダの発情状態の正確なモニタリングなどを強化し、雌のパンダの発情のピークを総合的に判断する。2月12日には海外から帰国したパンダ「珍珍」の発情と交配を完了し、同研究センターの今年のパンダ繁殖が幕を開け、研究センターのパンダたちは次々と新しい年の求愛の旅に出た。研究センターでは自然交配を優先、人工授精を補助とし、可能な限りペアに任せる原則を試み、適したタイミングでの交配を指導し、交配の成績は際立っている。
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