韓国のフィギュアスケート選手、キム・ヨナ選手の引退アイスショーが4日、ソウル市のオリンピック公園体操競技場の特設アイスリンクで行われた。「ありがとう、さようなら」というテーマで2部に分けて行われたアイスショーでは24幕の舞台が披露され、その規模と構想はミュージカルに匹敵する。新華網が韓国newsenウェブサイトの5日付報道として伝えた。
オープンニングのショーはディズニーアニメの「アナと雪の女王」の主題歌「Let it go」で始まり、青い衣装のキム・ヨナ選手は女王に扮し、舞台の上で軽やかに舞った。その後キム・ヨナ選手は黄色い衣服でソチ冬季五輪のショートプログラム演目「Send in the Clowns」で前半のパフォーマンスを終了した。
後半部は「トゥーランドット」の「誰も寝てはならぬ」を披露し、色鮮やかなばら色と金のレースのドレスで美しい姿を見せた。最後にピンクの衣装に交換したキム・ヨナ選手は50人規模の演奏団と共に、迫力ある「Time to Say Goodbye」を見せた。
ショーの最後にはキム・ヨナ選手はファンに向かってお辞儀し、目を潤ませながら「長年にわたり応援してくれてありがとうございます。私の選手生活はこれで終わります」と挨拶した。 (編集YH)
「人民網日本語版」2014年5月6日