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第32次南極科学観測

隊員277人からなる中国第32次南極科学観測隊が2015年11月7日、極地観測船「雪竜号」に乗り上海を出発し、南極の科学観測の任務に向かった。159日をかけ、約3万カイリ移動する。

南極科学観測隊、崑崙基地メインビルに入居

人民網日本語版(2016-01-25 13:17)

  地球の最南端で科学調査中の中国第32次南極観測隊が発表した情報によると、南極観測崑崙隊の隊員らは内陸車隊生活ルームから、崑崙基地メインビルという「新居」に引っ越し、車内での生活を終えた。これは南極の崑崙基地が、動力設備および酸素供給・生命保障システムの調整と安定稼働を実現したことを意味する。[详细]

南極科学観測、「航空の時代」に突入

人民網日本語版(2016-01-25 10:49)

  今回の南極科学観測には、重大な進展と発見があったが、とりわけ中国初の極地用固定翼機「雪鷹601」の貢献は無視できない。[详细]

南極・長城基地、リモートセンシング無人機が初飛行

人民網日本語版(2016-01-20 13:58)

  中国の新型リモートセンシング無人機「極鷹2号」が18日、南極の長城基地で初飛行に成功した。中国製極地用リモートセンシング無人機は、北極のスバールバル諸島、東南極の中山基地を含む、3種の極地環境における飛行に成功した。[详细]

中国人科学者、南極で世界最大の峡谷を発見

人民網日本語版(2016-01-19 14:27)

  南極の中山基地が発表した情報によると、中国第32次南極科学観測隊は、南極大陸のクイーン・エリザベス・ランドの大規模な調査を行い、南極の氷床の底部に世界最大の峡谷があることを初めて実地で明らかにした。[详细]

極地観測船「雪竜号」、16年ぶりにチリ・プンタアレナスを再訪

人民網日本語版(2016-01-18 14:45)

  極地観測船「雪竜号」は10日、南極の長城基地での荷降ろしを終え出発し、南極半島沖で4日間の大洋科学観測を実施した。雪竜号はそれから北上し、ドレーク海峡を通過し、南米大陸の東岸にたどり着いた。さらにマゼラン海峡を通過し、16日にチリのプンタアレナスで物資の補給を行った。[详细]

極地観測船「雪竜号」、南極半島沖で観測作業を開始

人民網日本語版(2016-01-13 15:03)

  中国第32次南極科学観測隊大洋観測隊は12月29日、約10日に渡る南極半島沖での全面的な学際的海洋環境総合観測を開始した。これは中国が「南極・北極環境の総合観測と評価」特別プロジェクトを開始してから、南極半島で実施する3回目の海洋総合観測であり、観測地点が最多で調査内容が最も豊富な作業でもある。[详细]

作業員が雪竜号の中部甲板から、CTD(塩分・水温・水深計)を南極半島沖に投入し、データと海水を収集。

南極科学観測隊、3.55メートルの氷床深層コアを掘削

人民網日本語版(2016-01-13 15:02)

  国家海洋局が発表した情報によると、第32次南極科学観測隊の崑崙基地隊は崑崙基地で、3.55メートルの氷床深層コアの掘削に成功した。氷床深層コアが留めている古代気候環境情報は、地球の系統的な気候変動メカニズムを研究する基礎になる。掘削によって、世界の気候変動の過程を調べ、未来の変動の流れを予想できる。[详细]

南極観測隊、崑崙基地に到着

人民網日本語版(2016-01-13 15:02)

  中国国家海洋局が発表した情報によると、第32次南極科学観測隊の崑崙基地隊の隊員28名は、16日間・1200キロ超の苦しい移動を経て、南極内陸部のドームA地区にある崑崙基地に無事到着した。[详细]

主な任務は?

今回の科学観測では:
・長城基地、中山基地、泰山基地、崑崙基地、プリッツ湾、ロス海、アムンゼン海、南極半島付近の海域などで、極地特別プロジェクトを中心とする総合観測を実施する。
・長城基地、中山基地、崑崙基地、泰山基地に続く、中国5カ所目の南極観測基地の設置先を確定する。
・中国初の極地専用固定翼機「雪鷹601」も、今回の南極科学観測で初飛行を実施する。

観測隊が歩むルート

  • 上海→赤道→オーストラリア→中山基地→長城基地→チリのプンタアレナス→ロス海のヴィクトリアランド→ケーシー基地→中山基地→オーストラリア→帰国。159日をかけ、約3万カイリ移動する。

中国の南極観測基地一覧

  • 長城基地
    南緯62度12分59秒 西経58度57分52秒
    1985年2月20日に開設された中国初の南極観測基地で、南極海キングジョージ島南部に位置しする。面積は2.52平方キロメートル、標高は海抜10メートル。
    ・中山基地
    南緯69度22分24秒 西経76度22分40秒
    1989年2月26日に開設された中国第2の南極観測基地で、ラーズマン丘陵に位置する。
    ・崑崙基地
    南緯80度25分01秒 東経77度06分58秒
    2009年1月27日に落成した面積558.56平方メートルの基地で、ドームA最高点より南西に7.2km程進んだ位置にある。
    ・泰山基地
    南緯73度51分 東経76度58分
    2014年2月8日に開設された4つ目の基地で、プリンセス・エリザベス・ランドに位置する。崑崙基地に同じく夏季の観測に利用される。

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