2012年、最もひどかった中国映画10作品 (8)

　8位　「白鹿原」

　大河ドラマの同作品のベルリン国際映画祭に出品された188分版は評判が高かったものの、中国国内での上映版はいくつかのシーンがカットされ156分になっているのが残念。同作品は陳忠実氏の同名小説を映画化したもので、多くの文化界の著名人は同作品に好評価を下し、陳氏自身も「95点」と高い評価。ただ、小説のイメージが強く、中国のスクリーンに映し出された同作品は、観衆を満足させることはできなかった。