習近平国家主席は3日、人民大会堂で開かれた「ICEST 2014」で基調講演し「エンジニアリングは世界を変える重要な力だ。科学技術の発展は人類がグローバルな試練に対処し、持続可能な発展を実現するうえでの戦略的選択だ。中国はイノベーションによる発展戦略を国の重大戦略としている。国内外のエンジニアリングの専門家、学者が協力を強化し、人類社会の進歩に新たな、一層の貢献を果たすことを希望する」と強調した。
習主席は「中国は世界最大の発展途上国だ。発展するには、第一の生産力としての科学技術の役割を十分に発揮しなければならない。中国は4200万人余りのエンジニアリング人材を擁する。これは中国が未来を切り開くうえで最も貴重な資源だ。エンジニアリングの核心は開放にある。エンジニアリングの国際協力は人類文明の進歩を促す重要な原動力だ。中国はさらに広範囲でエンジニアリング分野の国際交流・協力を深化し、政府間、半官および民間の協力を強化し、大型の国際科学技術協力に引き続き参加、またはリードし、情報交流と人材育成を強化し、人類共通の試練に連携して対処し、各国の共同発展を実現する」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年6月4日