写真は西域の古典舞踊である胡騰舞を舞う甘粛省山丹県の出演者たち。同県の芸能会社が歴史史料を元に西域の古典舞踊である胡騰舞を再現した。胡騰舞は中国西北地域に伝わる民間舞踊で、唐の時代に河西や隴右一帯の20以上の州が吐蕃に占領され、同地域に従来住んでいた多くの胡人が異郷に移住したが、一部が商取引の傍ら民族の歌や踊りを披露して生計を立てたことに由来する。商取引が成立すると、双方は酒を酌み交わしながら楽しみ、胡人が舞踊を披露して、「胡騰舞」は河西地域一帯に伝わったという。中国新聞網が伝えた。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年7月1日