在ロシア中国大使館が明らかにしたところによると、同大使館の領事官は現地時間16日1時25分、モスクワで起きた地下鉄脱線事故で中国人男性2人が死亡したことを確認した。同大使館はすでに、2人の中国国内の派遣企業に連絡した。
同大使館は同事件を重く見ており、被害者の家族に協力し、全力で善後策に努めていくとしている。現在、同大使館の領事業務グループはロシアの関連部門と密接に連絡を取り合い、他にも中国人の被害者がいないかどうかを確認している。
15日朝のラッシュ時間帯、モスクワ西部の地下鉄「勝利公園」駅と「スラヴャンスキイ・ブリヴァール」駅の間で接触レールの電圧が失われ、信号が誤作動する事故があり、列車が急ブレーキをかけたために3両が脱線した。同市衛生局によると、この事故で少なくとも19人が死亡、負傷者のうち42人は集中治療室で治療を受けている。(編集SN)
「人民網日本語版」2014年7月16日