「見て、この犬、きれいだね」、「これはロバなの?」、「羊でしょ」。飼い主の王さんは「クロ子はアルパカです!」と答えた。中国青年網が伝えた。
遼寧省瀋陽市皇姑区華山路近くのある店の前では23日午後、黒いアルパカの姿が見られた。アルパカの飼い主の女性、王さんは「黒妞」(クロ子)という愛称でアルパカを呼んでいる。
「クロ子は交配で生み出された品種で、パンダに似ているため『パンダアルパカ』とも呼ばれる。瀋陽ではこれ1頭だけだ」。王さんはクロ子をなでながら「クロ子は今、生後8カ月ぐらいだ」と語る。
王さんによると「2年前、テレビでこの動物を見て、可愛いと思った。3カ月前に友人を通じて10万元(約160万円)かけてネットショップで購入した」という。
クロ子は自分を取り巻く人間をじっと眺めるが、その表情はあどけない。「ニンジンや干草を食べるが、ニンジンは1日2本ぐらいで与えすぎてはいけない。他の食べ物も試してみているが、消化が悪いようだ」。王さんは「普段は日光浴に連れ出すが、今は暑いので毛を刈り込んでやった。毛を刈ったら前よりももっと可愛くなったようだ」と語る。 (編集YH)
「人民網日本語版」2014年7月25日