習近平国家主席は23日、キューバのラウル・カストロ国家評議会議長兼閣僚評議会議長と共に、同国第2の都市サンティアーゴ・デ・クーバを訪問した。
習主席はまず、キューバ革命の烈士多数が永眠するサンタ・エフィへニア墓地でホセ・マルティの墓に献花した。革命烈士記念壁の前では、カストロ議長から烈士たちの英雄的事績について説明を受けた。習主席は続いてモンカダ兵営跡地を見学。1953年7月26日にフィデル・カストロが青年革命家たちを率いて襲撃し、キューバ革命の火ぶたを切った場所だ。
習主席はカストロ議長と共にモンカダ兵営跡博物館を見学。カストロ議長から闘争の道程について説明を受けた。習主席は度々足を止めて展示に見入り、詳しく質問した。
習主席は「中国・キューバ両党、両国は共に栄えある革命の歴史を持つ。革命に殉じた烈士はたゆまぬ前進へとわれわれを激励する貴い精神的遺産だ」と指摘。カストロ議長は同博物館がキューバの愛国主義教育基地であることを説明。習主席は「歴史を銘記してはじめて、未来に向かうことができる」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年7月25日