3日は中国の抗戦勝利記念日だ。6歳のある少女が各地の抗戦記念地を観光した一連の写真「勝利へ」がこのほどインターネットで人気を集めている。人民網が伝えた。
写真の主人公は「ミルクちゃん」という6歳の少女で、両親と一緒に北京、上海、湖南、山西、四川、内蒙古、黒竜江、広東、甘粛、雲南等など多くの省の抗戦遺跡や記念地(館)を観光した。
「ミルクちゃん」の両親は微博(ウェイボー)のアカウント「ミルクちゃんの目」を開設しているが、8月3日の記事で「8月5日から9月3日の抗戦勝利記念日まで、『ミルクちゃん』の抗戦観光記念写真を整理した写真集『勝利へ』を公開し、抗戦勝利69周年を記念したい」と書き込んでいる。また微博を通じて『勝利へ』の撮影エピソードを公開している。その後、これらの写真は天涯コミュニティや人民網強国論壇(BBS)、新華網発展論壇といった有名サイトに転載された。
「子どもに対して抗戦について語るのは、抗戦を単なる屈辱の歴史としてではなく、侵略者に反抗する勇気と堅持こそ学ぶべきだ」。「ミルクちゃん」の両親は微博を通じて「中国侵略日本軍の海拉爾要塞遺跡前で、私たちはミルクちゃんの軽い三脚を『ライフル』に改造し、私たちの三脚を『狙撃銃』に改造した。これから突撃し、狙いを定め、発砲し、鬼子(日本軍)を住処に追い返す!」と書き込んでいる。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年9月3日