ファッション界のアカデミー賞と称されるMet Gala（メット・ガラ）が4日（現地時間）、ニューヨークのメトロポリタン美術館で開催され、世界中のセレブが姿を現した。

Met Galaは、メトロポリタン・コスチューム・インスティチュート・ガラ（メトロポリタン美術館コスチューム協会の祭典）の通称で、そこで開催されるオープニングイベントのガラパーティーは、ファッション界で最も華やかなモードの祭典だ。毎年、ガラパーティーのレッドカーペットは各界のセレブがそれぞれの美しい姿を披露する絶好のチャンスとなる。今年のMet Galaのテーマは、「中国：鏡花水月」（China: Through the Looking Glass/鏡越しに見た中国）。

中国人女優の鞏俐（コン・リー）は、今回のガラパーティーの司会者の1人で、ジェニファー・ローレンスと一緒にステージに上がった。この日は、張芸謀（チャン・イーモウ）監督に見いだされ、「イーモウ・ガール」と呼ばれている鞏俐、章子怡（チャン・ツィイー）、倪妮（ニー・ニー）の3人が初めて顔を揃えたことも、大きな話題をさらった。このほか、范氷氷（ファン・ビンビン）はオリエンタル色の強い「紫禁城」をモチーフにしたドレス姿で登場し、中国古典建築や現代ファッション、アートを融合させた独特のスタイルで、世界に向けて中国のスタイルを披露した。（編集MZ）

「人民網日本語版」2015年5月6日