• 第18回上海国際映画祭
2015年6月17日  
 

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上海映画祭の「日本映画週間」が開幕 女優の栗原小巻が登場

上影节“日本电影周”迎10岁生日 栗原小卷诉中国情结

2015年06月17日09:51

70岁的日本女演员栗原小卷搀扶着94岁高龄的中国女演员秦怡,缓缓走过上海衡山电影院的侧门通道,数十米的水泥路好像就是一条为两人特地铺设的“红毯”……正在举行的上海国际电影节上的这一幕让人印象深刻。

在第18届上海国际电影节上,已举办多年的“日本电影周”活动迎来了10岁生日。日中文化交流协会副会长栗原小卷亮相今年的电影节“日本电影周”,她说,电影、艺术、文化的交流,都是心与心的沟通,这是构筑起日中两国和平友谊的基石之一。 

因为出演电影《望乡》在中国走红,1979年栗原首次来到中国。今年,她所率领的上海电影节日本代表团为中国观众带来了《艺术大师》《裁缝》《谜一样的他》《黎明的沙耶》等7部热门新片。这些电影的入场券大多在电影节开幕前就已销售一空。 

中国的中老年观众中有不少是栗原小卷的“粉丝”,他们在电影院的通道上围住了自己的偶像,希望合影。这样热络的场景,让不少老一辈电影人回忆起1993年上海电影节诞生那一年,也是栗原小卷率先走上了中国主办的这一国际电影盛会的红毯。 

衡山电影院是新中国诞生后上海新建的第一家电影院,这里曾经见证了当年栗原小卷所主演的《望乡》《清凉寺的钟声》等影片的热映。栗原在此次“日本电影周”开幕之际,也特别回忆起当年邀请她赴中国参演《清凉寺的钟声》的导演谢晋。当她提起与已故电影大师谢晋的友谊,台下的中国观众报以热烈掌声。 

与栗原同样受到欢迎的,还有几部展映电影的主创人员。以交响乐为主题的文艺片《艺术大师》的导演小林圣太郎,曾于几年前在上海电影节获得亚洲新人奖。当另一名年轻女导演铃木舞提起自己的祖父是中国人时,观众的掌声也很热烈。

日本驻上海总领事馆总领事小原雅博说,电影是日中友好情感的助推剂,去年上海电影节上日本影片《如父如子》一票难求,而就在今年,前不久在中国上映的机器猫3D大电影《哆啦A梦:伴我同行》,其中国票房已经超过了日本国内上映时的票房,达到约5亿元人民币,中国观众对日本电影,特别是对日本动漫形象的热情,令人印象深刻。

今年上海电影节期间,《0.5毫米》和《御宅大冒险》两部日本影片入围亚洲新人奖竞赛单元,日本动画片《花与爱丽丝杀人事件》则将参加金爵奖最佳动画片的角逐。

第18回上海国際映画祭で「日本映画週間」が12日に開幕。日本の女優・栗原小巻(70)が、中国の女優・秦怡(シン・イー、94)を支えながら、ゆっくりと老舗映画館「衡山映画館」の通路を歩くシーンがあった。数十メートルのコンクリートの道は、二人にとっては特設の「レッドカーペット」のようで、印象深い一幕となった。

上海国際映画祭で「日本映画週間」が開催されるようになって今年で節目の10年。今年は、日中文化交流協会の副会長を務めている栗原小巻が登場し、「映画、芸術、文化の交流は、心と心のコミュニケーション。日中両国が平和と友情を築くための礎石の一つ」と語った。

栗原小巻がヒロインを務めた映画「サンダカン八番娼館 望郷」(1974年)は中国でもヒットし、79年に栗原小巻は初めて中国を訪問した。今年の「日本映画週間」では、「マエストロ!」や「繕い裁つ人」、「恋するヴァンパイア」、「トワイライト ささらさや」などの最新の日本映画7作が上映される。これらの映画の入場券は同映画祭開幕前に完売した。

中国には栗原小巻のファンが多くおり、そのほとんどが高齢者。映画館の通路には、記念撮影をしてもらうと、多くのファンが集まった。この光景に、多くの高齢の映画関係者が、上海映画祭が誕生した93年を思い出した。当時も、栗原小巻が出席し、「レッドカーペット」を歩いた。

衡山映画館は、49年に新中国が建国して以降、上海に初めて登場した映画館。栗原小巻が主演を務めた「サンダカン八番娼館 望郷」や「乳泉村の子(原題:清凉寺的鐘声)」(91年)なども上映してきた。「日本映画週間」に登場した栗原小巻は、中国残留孤児を題材にした中国映画「乳泉村の子」の出演を依頼してくれた故・謝晋(シエ・チン)監督との友情などについて語り、拍手喝さいを浴びた。

「日本映画週間」では、小林聖太郎監督や鈴木舞監督も登場し好評を博した。オーケストラをテーマにした映画「マエストロ!」の旗を振った小林聖太郎監督は、数年前の同映画祭で、「アジア新人賞」を受賞した。一方、鈴木舞監督が、「祖父が中国人」と明かすと、会場は熱烈な拍手に包まれた。

駐上海日本総領事の小原雅博氏は、「映画は、日中の友好感情にとって刺激剤となる。昨年の上海映画祭では、『そして父になる』のチケットが手に入りにくい状況になった。一方、今年は、『STAND BY ME ドラえもん』(3D版)が最近中国で上映され、その興行収入が、日本国内の興行収入を超えて、約5億元(約100億円)に達した。中国では、日本映画、特にアニメキャラクターが非常に人気で、深く印象に残るのだ」と語っている。

その他、同映画祭では、「0.5ミリ」と「ぼんとリンちゃん」が「アジア新人賞」部門にノミネートされている。また、「花とアリス殺人事件」が金爵賞コンペティション部門のアニメーション部門にノミネートされている。

「人民網日本語版」2015年6月17日

 

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