「第8回中米インターネットフォーラム」が23日、米シアトルで開催され、中国の習近平・国家主席が講演を行った。「現在、社会の情報化が急速に進んでいる。一般市民の衣食住や国の重要なインフラまで、どこにでもインターネットが関わっている。安全で安定、繁栄したサイバー空間は、国、ひいては世界の平和の点で、ますます重要な事となっている。いかに、インターネットを管理し、インターネットを利用するかに、各国が注目、研究しており、重要な課題となっている。この課題から逃れられる人は誰もいない」と強調した。中央放送網が報じた。
また、人民網の報道によると、中央サイバーセキュリティ・情報化指導グループ弁公室の主任を務める、中国国家インターネット情報弁公室の鲁煒主任は基調講演で、「中国と米国のサイバー空間における相互補完、高度の融合、互恵ウィンウィンは、歴史の必然的な選択。我々は同じ船に乗り、誰も誰かを突き落としたいと思うことができず、共に前を見つめなければならない」と語った。
そして、「中米両国は、戦略において互いに信頼し合い、共にデジタル経済を牽引し、共にサイバーセキュリティを守り、共に行動規則を模索しなければならない」と指摘した。
「人民網日本語版」2015年9月24日