近く西蔵(チベット)初の「擦擦(ツァツァ、レリーフ状の仏像彫刻)」展示館がラサに開館し、チベット各地から集められた数百年から数千年もの歴史を誇る百種類あまり、計数万点の「擦擦」作品が展示される。「擦擦」は型押し成型するチベット仏教芸術で、型押しした泥の仏像または仏塔を指す。選りすぐった粘土、チベット紙、狼毒草(野草の一種)、チベットサフラン、牛皮等を材料とし、型押しまたは彫刻を施し、乾燥させてから彩色する。チベット仏教では「擦擦」を制作することで善行功徳を積むことができるとされ、「擦擦」は災いを避け、福をもたらす神聖なものとされている。中国新聞網が伝えた。(編集TG)
「人民網日本語版」2015年11月23日