中国の国境線から1キロの距離にあるクンジェラブ峠で11月26日午後4時10分頃、新疆維吾爾(ウィグル)自治区のタシュクルガン・タジク自治県からパキスタンのソスト行きの国際大型バスが海抜4733メートルの同峠で横転し、32人の外国人が事故に巻き込まれた。中国軍網が伝えた。
付近で任務に就いていた某国境警備団クンジェラブ前哨基地のパトロール将兵が車両横転事故現場を見つけ、気温マイナス20度の屋外でパトロール隊の責任者のアフラス副指導員が迅速に将兵を組織し救援活動を展開した。3時間近くの間、何の道具もない中、将兵全員がようやく車内の32人全員を無事救出した。迅速な救出によって、車内の32人全員に怪我はなかった。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年12月1日