湖北省襄陽市文物考古研究所が発表した情報によると、襄城区余家湖団地での発掘調査の結果、六朝・隋唐時代の27基の磚(レンガ)室墓が発見された。新華社が伝えた。
27基の墓からは現在までに文化財70数点のほか、紀年磚(年代を記述したレンガ)や画像磚(模様が刻まれたレンガ)が1万個以上発掘されている。特に東晋紀年墓と南朝画像磚墓は貴重だ。
南朝画像磚墓の磚室は奥行きが7メートル、幅が3メートル、高さが3メートルに達し、通路と墓室に分かれ、すべてのレンガに模様が刻まれている。作業員によると、これらの画像磚は儒教・道教・仏教を題材とし、当時の統治者が儒教により国家を統治していたこと、社会で道教の神仙思想が流行し、仏教の提唱に力を入れていたことなどを反映している。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年12月1日