南京市の慰安所旧跡「利済巷慰安所旧址」の陳列館の開館式が1日に行われた。南京大虐殺記念館の分館である同館は、中国大陸部初の慰安婦をテーマとした記念館だ。中国、韓国の関係者、および社会各界の関係者300人あまりが開館式に出席した。新華社が伝えた。
同陳列館は民国時代の歴史的建築物8棟からなり、総建築面積は3000平方メートルあまり。1600点あまりの展示品、400枚あまりのパネル、680枚以上の写真を通じて、第二次世界大戦中に日本軍国主義が行った人間性を踏みにじる行為と、慰安婦制度が罪の無い女性たちにもたらした苦しみと痛みを明らかにしている。(編集SN)
「人民網日本語版」2015年12月2日