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「写真物語」客家の春節料理、黄元米果

人民網日本語版 2016年01月29日10:37

米果製作の大切な原料の数々:黄元柴の灰汁(左)、大禾米(中)、エンジュの花(右)。黄元柴を焼いた灰にする職人。この木灰には大量のアルカリが含まれており、米果を作る際の天然の添加物になる。米果の手作り職人が炊き上がった大禾米を平らにして乾かし、2回目の蒸し作業の準備を行なう。このようにしないとモチモチの米果が作り出せない。特製の石臼でこねる米果。型で圧縮することで、黄元米果には縁起が良いとされる「福」の字が浮かんでくる。でき上がった黄元米果は綺麗に並べてパッケージの準備に入る。
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「黄元米果」は江西省贛州市贛県の客家(ハッカ)の伝統的なおやつで、よく見られるケーキや揚げ餅とは違う。「黄元米果」は現地特産の大禾米から作られ、黄元柴を燃やしてできた灰を灰汁として混ぜる。黄色は染料としてエンジュの花を使用する。春節(旧正月、今年は2月8日)が巡る度に、客家の人たちは米を浸して飯を炊く。働き盛りの男性8人が杵と臼を用いて餅状になるまで搗く。最後に型に入れ、縁起物とされる米果に加工する。客家の人々の春節ムードは杵をつく度に響く掛け声の中、出来上がった米果を口の中に入れると心の隅々まで染み渡っていく。新華社が伝えた。(編集JK)

「人民網日本語版」2016年1月29日

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