中央テレビ(CCTV)春晩公式微博(ウェイボー)の報道によると、中央テレビ2016年申年マスコットキャラクター「康康」が正式に発表された。春晩(春節<旧正月>を祝う中国の国民的年越し番組で、日本の紅白歌合戦に相当)史上2つ目のマスコットとして未年春晩のマスコット「陽陽」から大事な任務を引き継ぎ、2016年春晩の舞台でユニークなスタイルを披露し、全国の視聴者に笑い声と幸せを届ける。
「猿」は十二支の中でも賢く、機知に富むことを意味する干支だ。春晩のマスコットで伝統文化が生み出した干支の猿の感覚と特徴を体現し、幅広い視聴者から受け入れられるために、春晩制作チームは国家一級芸術家を特別に招き、北京オリンピックのマスコットキャラクターの「福娃」を制作した韓美林氏が申年春晩のマスコットキャラクターをデザインした。
中央テレビ公式微博で1月21日、正式に2016申年春晩マスコットキャラクター「康康」を発表した。「康康」は中国伝統の水墨画の手法で「猿」の利口で活発な特徴を表現した。そして韓氏が以前に書いた一連の「猿の絵」を公開した。
韓氏は国家一級芸術家、中国芸術家協会理事、清華大学美術学院教授、中央文化史料館研究員を務め、2015年10月14日には「ユネスコ平和芸術家」の称号を授与された。
韓氏は様々な小動物に深い感情を抱き、干支が巡る度にその年の干支をテーマにした作品の制作を数十年続けている。韓氏の描く猿はそれぞれ可愛く、姿や表情も素晴らしくて、大人気となっている。(編集JK)
「人民網日本語版」2016年1月22日