故宮研究院考古研究所は11日、北京で研究の成果を発表した。慈寧宮広場長信門の北西側の建築基礎調査坑で実施された考古学調査により、明代初期の大型宮殿建築物の基礎が見つかったという。紫禁城内で明代の大型宮殿の壁と建築物の基礎が見つかるのはこれが初めて。考古学者は南北の縦5.4メートル、東西の横2.5メートルの調査坑の地下0.3メートル以下の地点で、慈寧宮エリア全体にわたり明代後期のレンガ張り地面、厚さ約0.3メートルの版築があることを発見した。新華網が伝えた。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年6月13日