習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)は17日、北京の人民大会堂で「一帯一路」(the belt and road)建設推進活動座談会での重要談話で「経験を総括し、信念を固め、政策の意志疎通、施設の連携、滞りのない貿易、資金の流通、人々の心の通じ合いに焦点を合わせ、互恵協力ネットワークの構築、新型の協力モデル、多元的協力プラットフォームに焦点を合わせ、環境にやさしいシルクロード、健全なシルクロード、スマートなシルクロード、平和なシルクロードの構築に焦点を合わせ、『一帯一路』が沿線各国の人々に幸福をもたらすようにする」と強調した。人民日報が伝えた。
習総書記は「一帯一路」建設について8つの指示を出した。
(1)思想の統一を的確に進め、各国が共に話し合い、建設し、共有することを堅持し、平等と互恵に従い、重点的方向性をしっかりと把握し、重点地域・国・事業に焦点を合わせ、中国だけでなく沿線各国の人々に幸福をもたらす。
(2)計画の実行を的確に進め、綿密に組織し、力を発揮し、「一帯一路」建設推進の具体的な政策措置をさらに研究し、打ち出す。
(3)総合的調整を的確に推進し、陸海の統合的計画、内外の統合的計画、行政と企業の統合的計画を堅持し、国内企業の沿線国での投資・経営を奨励するとともに、沿線国企業の中国での投資・事業展開を歓迎する。
(4)重要事業の実行を的確に推進し、インフラのコネクティビティ、生産能力協力、経済・貿易産業協力を取っ掛かりに、モデル事業をしっかりと実施し、早期収穫を得て、関係国が確かな達成感を得られるようにする。
(5)金融革新を的確に推進し、国際化された資金調達モデルを革新し、金融分野の協力を深化し、多層的な金融プラットフォームを築き、「一帯一路」建設に資する長期的で、安定した、持続可能な、リスクを制御できる金融保障システムを構築する。
(6)人々の心が通じ合うように的確に後押しし、シルクロード精神を発揚し、文明の交流と相互参考を推進し、人的・文化的協力を重視する。
(7)世論宣伝を的確に推進し、「一帯一路」建設の確かな成果を積極的に宣伝し、「一帯一路」建設の学術研究、理論的支え、言論システムの構築を強化する。
(8)安全保障を的確に推進し、安全リスク評価、監視・早期警戒、緊急措置を整備し、作業メカニズムを整備する。
(編集NA)
「人民網日本語版」2016年8月18日
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