張涵宇さんは小学2年生の時、ブリタニカ国際大百科事典全巻を読破し、1週間で中国四大名著の一つである「紅楼夢」を読破。そして世界的なトップクラスの知能を集めた団体Mensaが作成したIQテストでIQ144という点数をたたき出した。張さんは成都外国語学校で史上最年少の新入生となり、9月1日から新たに中学生活を始めることになった。同日午後12時30分、紙飛行機で遊びながら学校から戻った張さんは母親に、「授業内容は全部理解できたよ!」とうれしそうに話した。成都都市報が伝えた。
あるクラスメートは張さんの幼すぎる年齢をからかったそうで、張さんは母親に、「クラスメートの中には私のことをマスコット扱いにする人もいて、全然対等に扱ってくれない」と不満を述べているのだという。
クラスにやって来た幼い女の子に対し、クラスメートたちの反応は落ち着いている方だと言えるだろう。張さんのほうでもみんなと打ち解けつつあるという。同校の校長は、「このような天才児にとって、最も重要なのは心と知性の育成だ。張さんには明るく、自信を持って、朗らかで、積極的に人と交流させた方がいいと考えている」と述べた。また、父親の張俊蘭さんは「娘は中学に通うことになったが、まだ年齢は小さいし、自律性も少し足りない。まだまだ遊びたい盛りだ。娘にとって勉強は難しくはないが、中学校に行く課題の一つは勉強習慣を身につけることだ」と語った。(編集YK)
「人民網日本語版」2016年9月9日
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