国産第1世代ミサイル駆逐艦「南昌」の退役ならびに引き継ぎ式が北海艦隊某駆逐艦支隊軍港埠頭で盛大に行なわれた。中国軍網が伝えた。
「南昌」は1976年に広州造船所で建造が始まり、1979年11月に進水。1982年11月に人民海軍の南海艦隊某駆逐艦支隊に就役し、2004年5月に北海艦隊某駆逐艦支隊へ移った。引き継ぎ後は南昌へ戻り、軍事テーマパークになる。
中国が自ら設計・建造した第1世代のミサイル駆逐艦である南昌は、1982年の就役から2016年の退役まで小から大へ、弱から強へという中国海軍の発展の道程を目撃してきた。南昌は就役から1年足らずでミサイル発射任務を遂行し、正確に目標に命中させた。就役から2年足らずで艦隊指揮艦として南沙(英語名スプラトリー)諸島戦闘即応パトロール任務を遂行するとともに、南沙を経て赤道付近へいたり、1984年5月12日に祖国最南端の曽母暗沙(ジェームズ暗礁)で投錨し、「曽母暗沙最初の錨」と讃えられ、35日間の遠洋の旅を実現した。34年間で累計17万カイリ余りを航行し、戦闘即応パトロール、演習・訓練、五輪警備など80件余りの重大な任務を見事に達成した。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年9月12日
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