中国海軍南海艦隊航空兵某師団は19~21日、南中国海の某海域に演習区域を設定し、某新型戦闘機を派遣して、実戦条件下の海上と陸上の標的に対する火力攻撃訓練を実施し、航空兵部隊の指揮制御、火力運用、緊急対処能力を鍛えた。延べ数10機の戦闘機が出動し、数100発を発射した。中国新聞網が伝えた。
今回の訓練は海軍南海艦隊航空兵部隊の年度定例訓練だ。訓練開始前に中国海事網は軍事訓練航行警告を発し、南中国海の某海域を軍事活動区に設定した。同活動区はまさに同師団の火力攻撃区だ。仮想味方・敵の双方の艦艇は南中国海で激しい対抗を繰り広げた。仮想味方側の戦闘機は隠れて出撃し、制空権を奪取するとともに、仮想敵側の海上艦艇、重要施設に対して火力攻撃を行なった。訓練の全過程は実戦化を際立たせ、完全に「背中合わせ」で実施し、取り決めやマニュアルを設けず、各種の複雑な状況に対処する艦隊航空兵部隊の能力と使命・任務遂行能力を最大限検証した。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年7月22日
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