李克強総理は現地時間20日夜、ニューヨーク経済クラブ、米中関係全国委員会、米中貿易全国委員会の主催した歓迎会に出席し、挨拶を述べた。人民日報が伝えた。
李総理は「中国が中・高度経済成長を維持しなければならないのはなぜか。われわれは13億の人口を擁し、毎年の都市新規労働力は1400万人に達し、さらに5000万人以上の貧困層も擁し、国の力によって貧困に宣戦する必要があるからだ。中国が中・高度経済成長を維持することはできるのはなぜか。われわれは経済の構造転換と高度化を推し進め、従来型の生産能力を改造・高度化すると同時に、新たな運動エネルギー、新たな原動力を積極的に育んでいるからだ。過去30数年間の中国の大きな発展の成果は改革開放によるものであり、現在の経済の構造転換と高度化も依然として改革開放を必要としている」と指摘。
「米国は最大の先進国であり、中国は最大の途上国だ。中国の近代化実現にはまだ長い道のりがある。中国の発展は平和な国際環境と安定した周辺環境のおかげだ。われわれは平和的発展の道を揺るがず歩み、国連憲章の趣旨と原則を揺るがず守り、国際問題における国連の調整役割と権威を守る。各国と共に世界経済の力強く、持続可能で、均衡ある、包摂的な成長と経済・社会の調和のとれた発展を推進し、相互尊重、互恵・ウィンウィンの調和ある世界を構築したい」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年9月22日
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