李克強総理は11日午前、澳門(マカオ)で中国・ポルトガル語圏諸国経済貿易協力フォーラム第5回閣僚級会議の開幕式に出席し、基調演説を行なった。人民日報が伝えた。
李総理は「中国・ポルトガル語圏諸国経済貿易協力フォーラムは言語・文化を紐帯、経済貿易協力をテーマ、共同発展を目標とし、澳門独特の強みとプラットフォームとしての役割を十分に発揮し、中国とポルトガル語圏諸国の結びつきの強化に重要な役割を発揮してきたし、今後も発揮していく。中国とポルトガル語圏諸国にはそれぞれ強みがあり、また共に国際海上輸送の大動脈上に位置する。中国側の『一帯一路』(the belt and road)イニシアティブと多くのポルトガル語圏諸国の発展計画は高度に符合する。中国はポルトガル語圏諸国と共に、より強固な経済・貿易関係を共に築き、社会制度、発展段階、文化背景が異なる国々による友好協力の模範を手を携えて築くことを望んでいる」と述べた。
また「中国側はポルトガル語圏諸国との親善を重視しており、できる限りの範囲でアジア・アフリカのポルトガル語圏諸国を支援することを望んでいる」と表明。今後3年間でポルトガル語圏諸国との協力を深化するため、経済・貿易・投資、経済技術、医療・衛生、生産能力協力、インフラ整備、持続可能な発展、文化・教育など多くの分野にわたる18項目の具体的措置を発表した。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年10月12日
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