今、湯湯さんと賢熙さんの間の距離はたったの15センチだが、2年前の彼らの間の距離は、945キロメートルだった。韓国語を話す脚長のオッパ(韓国語で女性が年上の男性を呼ぶ時の呼び方)と、豆汁(緑豆の豆乳を乳酸発酵させた北京の伝統的な食べ物)を飲む北京っ子の美女の恋は、「刀光剣影」の中から生まれた。中国新聞網が伝えた。
湯湯さん(28)は生まれも育ちも北京のれっきとした北京っ子。現在は大学で中国語の教師をしている。李賢熙さんは、韓国ソウル市出身で不惑の年も越えた40代。映画の音響関連の仕事で北京に駐在員として派遣されてきた李さんは仕事が休みの時は、ある剣道場で剣術を教えている。
湯湯さんと李賢熙さんの出会いは、恋愛ドラマのようなロマンチックなものだった。日本文化が大好きな湯湯さんはある日、剣道のレッスン申し込んだ。その剣道場の講師がまさかたどたどしい中国語を話す韓国人男性とは思いもよらなかったという。この剣道場に通っていくうちに、二人の関係は生徒と講師の関係から恋人同士の関係へと変化していった。彼らの共通のグルメというと、焼肉と韓国唐揚げ(ヤンニョムチキン)だった。現在、湯湯さんと李賢熙さんは、自分の家を購入し、仕事がないときは、家の中で過ごしている。李賢熙さんの好きな韓国番組を一緒に見るというのが今では日課となっているという。(編集TK)
「人民網日本語版」2016年11月29日
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