世界では女性10人のうち7人が過去に殴打、虐待、或いは性的暴行(強姦)に遭っている。このような女性に対する暴力は中国では日常的に起こっている。2016年3月1日、中国で初の「反家庭内暴力法」が正式に施行された。これにより、家庭内暴力は「家庭内事情」から「国家の事情」へと完全に変わった。中国政府と民間組織はすでに家庭内暴力がもたらすマイナスの影響を認知し、行動に移している。しかし、いかに家庭内暴力を撲滅するか、また向き合うかは依然として解決を急がなければならない難題である。女性の人権保護の意識を高めるために、国際連合(国連・UN)は、毎年の11月25日を「女性に対する暴力撤廃の国際デー」と定めた。国連事務総長の潘基文氏は21日、婦女と女児に対する暴力行為は、婦女と女児の生死に関わる重大な問題であることを示した。齊魯網が伝えた。(編集TK)
「人民網日本語版」2016年11月29日
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