牟佳慧さん(27)はフェンシングのコーチをしている。幼いころから武術を学んできた牟さんはかつて吉林武術チームの代表となり、国内外の多くの賞を獲得した。2010年に現役引退した後、牟さんは吉林省で初めてのフェンシング場を立ち上げた。しかし、当初は決して順風満帆ではなかったという。文化の違いからフェンシングに興味を示す人はほとんどおらず、その当時彼女は21歳という若さだったが、筆舌に尽くしがたいほどの苦労を味わったという。しかし、牟さんはそれでも決してあきらめることはなかった。
牟さんは出産してから半年後に、フェンシング場に復帰し、自分の夢であるコーチの仕事を続けた。長年あきらめずに続けた甲斐もあり、現在では約2000人の生徒がここでフェンシングを習っている。牟さんは努力し続けていくことで、西洋生まれの競技であるフェンシングを吉林省で広め、より多くの人に「バレーのように美しく舞う格闘技」と称されるフェンシングを好きになってもらいたいとしている。中国新聞網が伝えた。(編集YK)
「人民網日本語版」2016年12月8日
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