雲南省新平県には生れつき後脚は萎縮しているため、2本の前脚しか持たない羊がいる。ふらつきながらも歩く練習を積み重ね、なんと直立走行を習得した羊は現地の村民から「不屈の羊」と称されている。中国新聞網が伝えた。
「不屈の羊」は生後2日で自分の力で立ち上がり、1週間ほどで2本脚で歩けるようになったという。現在はときおり羊の群れについて山肌まで行き、草をはんでいる。現地の住民は2本脚で歩く「不屈の羊」を見かけることは珍しいことだと感じているが、この羊のことが大好きなようだ。(編集JK)
「人民網日本語版」2016年5月17日