1931年に起きた「九一八事変」(満州事変)以降の抗日戦争の期間について、中国の小学校から大学までの教科書などを含む2017年春季教材では、これまでの「8年」から改めて「14年」に統一される。中国教育部(省)が10日、取材に対して明らかにした。
改正されるのは、小学校から大学までの全ての学年、全ての関連学科、全ての国家カリキュラム、地方カリキュラムの教材で、中国共産党が抗日戦争において大黒柱としての役割を果たしたことが全面的に反映されるほか、中国の戦場が世界の反ファシズム戦争における東洋の主戦場であったとし、恐れることなく、勇敢に侵略勢力に立ち向かった中華民族の偉大な精神を強調している。
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【课程】カリキュラム
【世界反法西斯战争】世界の反ファシズム戦争
【东方主战场】東洋の主戦場
外交部(外務省)の陸慷報道官は11日、「九一八事変」(満州事変)後の14年間の抗日戦争の歴史は全体を通じたものであり、中国教育部(教育省)は小中学校の地方教材に『8年間の抗日戦争』を『14年間の抗日戦争』に改めるよう指示したと指摘した。「われわれが歴史を強調するのは、恨みを長引かせるものではなく、若い世代に平和の守り続けていくことを呼びかけるものだ」。
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【“九一八事变”】「九一八事変」(満州事変)
【14年抗战】14年間の抗日戦争
【年轻一代】若い世代
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