林鄭月娥氏は26日、香港特別行政区第5代行政長官選挙において、有効投票777票を獲得し、第5代行政長官に選ばれた。これにより香港の祖国復帰後、初の女性行政長官が誕生することになった。人民日報が伝えた。
林鄭月娥氏は当選後の取材に対し、「一国二制度」を維持し、香港のコア・バリューを守ることに全力を尽くし、当選後、核心となる仕事は香港社会を前向きに発展させるため団結させることだと語った。
林鄭月娥氏は1957年5月に香港に生まれ、1980年に香港大学を卒業後、香港政府の仕事に就く。2000年より特別行政区政府社会福利署署長、住宅・企画地政局常任秘書長、駐ロンドン経済貿易弁事処処長、民政事務局常任秘書長、発展局局長などを前後して歴任したほか、2012年7月から2017年1月まで、特別行政区政府政務司司長を務め、2017年1月16日に第5代行政長官選挙への出馬を宣言した。
なお、第5代行政長官の任期は2017年7月1日から2022年6月30日までの5年間となる。(編集TG)
「人民網日本語版」2017年3月27日
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