ドイツ訪問中の李克強総理は現地時間1日午前、メルケル首相と共に「中独フォーラム―イノベーションを共に作る」に出席し、演説した。人民日報が伝えた。
李総理は「3年前、中独は『イノベーションを共に作る』をテーマとする『中独協力行動綱要』を発表した。それから3年、両国の関係当局はそれぞれ『中国戦略』と『ドイツ戦略』を打ち出し、大国間の科学技術協力の前例を作った。『メイド・イン・チャイナ2025』とドイツ『工業4.0』の連携、3国間協力、科学研究機関と企業の『2プラス2』協力モデルは堅実な歩みを踏み出し、それぞれ特色を備えた中独工業団地が勢いよく発展した。中独は備えるイノベーション・リソースが高度に補完的であり、イノベーション協力の『黄金のパートナー』といえる。力強いイノベーション・パートナーシップは中独の実務協力のハイパワー『エンジン』となった。発展途上国と先進国の協力の模範といえ、中国とEUのイノベーション協力においてリーダーシップを発揮した」と表明。
「来月、習近平国家主席が訪独し、G20ハンブルクサミットに出席する。中国側はドイツ側とより緊密なイノベーション・パートナーシップを築き、戦略主導を強化し、緊密な上層部交流を保ち、政治的相互信頼を強固にし、両国の発展戦略とイニシアティブの連携・協同を加速し、模範的事業をより多く打ち出し、重要な発展のチャンスを分かち合い、グローバルな試練に共に対処することを望んでいる」と指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年6月2日
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