中国人民解放軍建軍90周年を祝う軍事パレードが30日に内蒙古自治区の朱日和訓練基地で行われ、訓練場から出てきたばかりのたくさんの兵器や装備が威風堂々とした様子で閲兵場に姿を現した。そのうち半数近くは初公開だ。このたび検閲を受けた最新の99式戦車、次世代ステルス戦闘機「殲20」、大型輸送機「運20」など、今、最も注目を集める兵器装備を紹介する。
中国が独自開発した第3世代主力戦車を改良したもので、火力、機動力、防護力、情報力の効果的な融合を実現し、戦場の状況の共有や共同防護などの機能を備え、陸軍建設の飛躍的発展の重大成果を体現するものであり、今後は中国軍の未来の戦場の地上戦における切り札になるとみられる。
中国が独自開発した新型レーダーで、高い機動性、高い性能、高い信頼性などの特徴を備え、主に重点地域における対空作戦での誘導と警戒に利用され、中低空および超低空を飛行する各種の空中の目標を探知する。
すでに遠距離、中距離、近距離に対応し、高空、中空、低空が連携した火力システムを形成しており、情報化の環境が整う中で防空迎撃能力が全面的に向上した。
中国が独自開発した次世代軍用大型輸送機で、航続距離が長く、積載量が多く、速度が速く、巡航高度が高く、低速性能が優れるなどの特徴があり、複雑な気象条件の下でも各種の物資・人員の長距離航空輸送任務を遂行できる。
中国が独自開発した第4世代の全天候型で、中長距離飛行が可能な、大型の戦闘機であり、国家の領空を防衛し、制空権を奪取し、相手側に効果的に対抗できる強大な兵器だ。
資料図
命中精度が高く、反応の速度が速く、防衛突破能力が高く、機動性に優れるといった特徴があり、陸上の固定された目標や水上を移動する大型の目標を中長距離先まで正確に攻撃することができ、中国軍の戦略的抑止力となる新型兵器だ。(編集KS、LX)
「人民網日本語版」2017年7月31日
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