李克強総理は12日午前、世界銀行のジム・ヨン・キム総裁、国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事、世界貿易機関(WTO)のアゼベド事務局長、国際労働機関(ILO)のライダー事務局長、経済協力開発機構(OECD)のグリア事務総長、金融安定理事会(FSB)のカーニー議長と共に、釣魚台芳華苑で第2回「1プラス6」円卓会議を行った。新華社が伝えた。
会議の第1段階は「世界経済情勢と経済グローバル化の未来」をテーマに、世界経済の成長、持続可能な開発、多角的貿易体制の維持、経済グローバル化、労働力市場政策、国際金融監督・管理改革の問題について踏み込んで話し合った。
李総理は「われわれは国際社会と率直で誠意ある交流を強化し、共に情勢を把握し、政策の意思疎通を図り、市場予想を誘導し、世界経済の持続的回復の促進に努めることを望んでいる」と表明。5つの提案を行った。
(1)現在世界経済は正念場にある。各国は一致した協力を堅持し、世界経済の成長にプラスのエネルギーを注ぐべきだ。
(2)構造改革の推進に一層力を入れる。
(3)自由貿易を礎とする多角的貿易体制を維持する。
(4)世界経済成長の包摂性を強化する。
(5)金融監督・管理改革を引き続き推進する。
各機関トップは中国経済の発展の成果を高く評価。開放型世界経済の構築に向けた中国の努力を賞賛した。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年9月13日
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