第19回党大会初の記者会見が19日に北京で開かれ、楊暁渡中共中央紀律検査委員会副書記(監察部部長、国家腐敗予防局局長)、齊玉中共中央組織部副部長が全面的に厳格な党内統治と党建設強化の取り組みについて説明した。人民日報海外版が伝えた。
■政治生活に新たな状況
齊氏によると、党中央の統一計画に従い、党の大衆路線教育実践活動、「三厳三実」特別教育、「二学一做」学習教育を継続実施し、党内教育の「鍵となる少数」から数多くの党員への拡大、集中的教育から日常的教育への延伸を推し進め、数多くの党員・幹部に深い思想的・政治的洗礼を受けさせ、党内に長年存在した多くの弊害を解決した。同時に、党の組織生活を厳格化し、党内政治文化の建設を強化し、党内政治生活に根本的で深い変化が生じた。
■制度の籠をきつく
過去5年間、規則に基づく党内統治を堅持し、党内法規体系を整備し、制度の籠を一層きつくし、党内法規90件余りを改正・公布した。
過去5年間、幹部管理監督制度システムの整備を続けた。近年、各級組織人事部門は延べ60万人余りの幹部に注意を促し、書面で調べ、訓戒した。中国の特色ある指導幹部個人関連事項報告制度を整備し、現在までに累計延べ125万人を調査し、12万5000人を処理した。
■たゆまぬ党建設を堅持
全面的に厳格な党内統治の推進に関する質問に、楊氏は「第19回党大会報告は党建設の全体目標、全体要求を明確にし、全面的に厳格な党内統治の戦略方針を打ち出した。われわれには、これをしっかりと実行に移す責任がある」と述べた。
齊氏は「習近平総書記が第19回党大会報告で打ち出した新時代における全面的に厳格な党内統治の新たな任務には、各級党委員会組織部門による組織・実施を必要とするものが少なくない。われわれは必ず自らの職責を真剣に履行し、党中央がわれわれに与えた任務をしっかりと完成する」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年10月20日
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