第19回党大会の代表19人が「党代表通路」に姿を現わす

第一線の第19回党大会の代表らが18日の第19回党大会開幕前に、党大会で初めて用意された「党代表通路」で国内外のメディアの取材を受けた。人民日報が伝えた。

■仕事を芸術と考え、製品を逸品に仕上げる

248万人余りの妊婦に対して非侵襲的出生前スクリーニング検査を行うことで、ダウン症の子ども1万7000人余りの出生を避けられることを統計は示している。人類に幸福をもたらすこの技術は中国人科学者の功績だ。華大基因研究院の女性チーフサイエンティスト・杜玉涛氏は遺伝子技術の代表的人物だ。

「イノベーション戦略は実は人材戦略だ。ここ何年か、国は科学技術予算を大幅に増加し、人材面でも多くの政策を打ち出している」。杜氏によると、深センでは海外留学経験者の一部はナンバープレート購入に補助金を受給できる。これは研究者が安心して暮らし、研究に全身全霊打ち込むための思いやりのある政策だ。

近年、中国の高速鉄道は輝かしい国の名刺となった。これは技術者達の心血のたまものだ。長春中車集団の李万君チーフエンジニア（電気溶接）はその代表だ。「大国の職人として、私は仕事を芸術と考え、製品を逸品に仕上げて、中国の高速鉄道という名刺を世界でさらに輝かせる必要がある。将来、中国製『復興号』のもたらす幸福を、さらに多くの国の人々に享受してもらいたい」。

■自ら参加し、とりわけ感動

1992年の第14回党大会から今回の第19回党大会まで6期連続で党代表に選出されたハイアール・グループCEOの張瑞敏代表は揚々たる意気を隠せない。「25年間で、ハイアールも白物家電の世界トップブランドに急成長した。中国企業はマネジメント面で以前の学習と模倣から、世界の潮流をリードするまでになった」。

浪潮集団チーフサイエンティストの王恩東代表は第18回党大会以来の中央の情報産業発展促進政策による利益をはっきりと感じている。「中国のスーパーコンピューターはすでに2年続けて、6回世界500強の首位に立った。今年1～9月のサーバー特許で、中国企業は外国のサーバー企業を大きくリードした。これはサーバー分野での中国企業の、後から効く強大な力を示すものでもある」。王氏は「われわれは第19回党大会への期待に満ちている。情報産業の発展にさらに多くの機会をもたらすに違いないと信じている」と語った。

■党中央に恩義を感じ、偉大な祖国に恩義を感じ

「クルバンおじさん」の郷里、ケリヤ県の吾布力喀斯木・買吐送（音訳）代表は第19回党大会に参加するため飛行機で北京に来た。「私の郷里には天地を覆すような変化が生じた。郷里の人々は素晴らしい幸せな生活を送っており、新疆維吾爾（ウイグル）自治区の各族は習近平総書記に恩義を感じ、党中央に恩義を感じ、偉大な祖国に恩義を感じている。私は必ず永遠に党の言うことを聞き、党について行く」と、吾布力喀斯木・買吐送氏は感情を高ぶらせて語った。

「メディアのみなさんが浙江省、湖州、安吉の景勝地を心ゆくまで遊覧することを歓迎する」。中国共産党浙江省安吉県委員会書記の沈銘権氏は「エコ広告」を掲げた。2005年当時、中国共産党浙江省委員会書記だった習近平氏は、同省安吉余村で「豊かな山と水は金銀ほどの価値がある」という科学的結論に達した。今や生態環境の強みはエコ農業、エコ工業、エコツーリズム発展の強みへと転化し続けている。エコ文明建設によって、民衆は確かな幸福を得た。（編集NA）

「人民網日本語版」2017年10月19日