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蘭州市の大学食堂が「スマートオーダー」、「自動決済」を導入

人民網日本語版 2017年11月14日09:41
蘭州市の大学食堂が「スマートオーダー」、「自動決済」を導入

甘粛省蘭州市の西北師範大学西苑レストランがこのほど、「スマートオーダー」を打ち出した。利用する学生や教師は、中国全土の60種類以上の料理を自由に選んで、自動決済で支払いを済ませることができる。利用者はQRコードをスキャンして決済を済ませることができるほか、料理の値段、さらに、ビタミンやタンパク質などの栄養素の含有量なども知ることができ、さらに、様々なおかずを食べることができる。中国新聞網が報じた。

この「スマートレストラン」に足を運ぶと、一般的な大学の食堂のように学生が列を作っておかずなどを受け取っているのとは異なり、ほとんどのおかずが小さな皿に入れられ、学生らが自分の好みに応じて料理の皿をお盆に載せ、最後に専用の台に載せてQRコードをスキャンして決済する仕組みになっていた。支払いを含めた全過程が「セルフ式」になっている。少量のおかずはリーズナブルで、長蛇の列を作っておかずを取る手間も省ける。

同レストランを運営する天香百合智慧餐飲の牛■(■は丹へんに彡)総経理によると、これは中国西北地区で初の「スマート食堂」で、現代化管理システムと最新技術を採用しており、各おかずの名前、値段、ビタミン、タンパク質などの栄養素を示すことができる。QRコードをスキャンして一瞬で決済を済ませることができるほか、食べるおかずのこともよく理解できる。

注目すべきは、この「スマート食堂」ではビッグデータを分析することで、その日どんなおかずが人気だったかなどを知り、その後に提供するおかずや量を決めることができ、食べ物の無駄を減らすことができる点だ。統計によると、今年8月にオープンして以降、事前に食事を準備して、提供し、チョイスして食べてもらう全ての過程で出る残飯やゴミは一般的な食堂の5分の1となり、食事や資源の無駄を効果的に抑えることができている。

さらに、牛総経理によると、食堂側関係者にしても、利用者にしても、ここでは、おかず、お皿、お箸、スプーンしか触らなくてすむため、細菌の散布をかなり抑えることができる。また、今後は、ビッグデータの分析を通して、個人の食習慣や脂肪の摂取などを分析し、より栄養のバランスの取れたメニューの選び方を提案するメッセージを送信する方法を模索しているという。(編集KN)

「人民網日本語版」2017年11月14日


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