李克強総理は14日午前、オーストラリアのターンブル首相とマニラ市内のホテルで会談した。

李総理は「中豪は共に相手国の発展を重要なチャンスと見ている。両国首相の年次会談などの制度は中豪の関係・協力発展に積極的な役割を発揮してきた。双方が意思疎通と調整を緊密化し、交流と協力を強化し、今回のASEAN関連首脳会議が地域協力に焦点を合わせるよう共に後押しし、地域の平和・発展促進という積極的なメッセージを共に対外発信することを希望する」と表明。

「自由貿易を守ってこそ公正な貿易がある。中国側はオーストラリア側と共に自由貿易の堅持を基礎に、さらに自由貿易協定による利益を還元し、貿易・投資分野の開放を拡大し、共により公正で健全な貿易を推進し、経済グローバル化の持続的発展を促進したい」と指摘した。

ターンブル首相は「豪中関係の発展は力強く、大きな協力の余地がある。両国は共に自由貿易を支持している。自由貿易協力を一層強化し、世界貿易の発展を共に促すべきだ。中国側と経済・貿易・電子商取引・法執行・安全分野の協力を強化し、両国関係をより良く発展させていきたい」と表明した。（編集NA）

「人民網日本語版」2017年11月16日