中国空軍の「紅剣―2017」体系対抗演習が中国の北西某地で開始した。今回の演習は「基地-旅団」体制の運用以来、空軍が初めて2つの基地間で実施する戦役レベルの実戦的体系対抗だ。解放軍報が伝えた。

今年の「紅剣」演習は演習内容、組織訓練モデル、評価方法を革新し、作戦編成の深い融合を強化し、複雑な戦場環境下の戦役指揮官と指揮チームの作戦計画水準と突発的変化への指揮対応能力を鍛えるものだ。

「紅剣」演習は空軍戦役レベルの全要素体系対抗であり、「任務・体系・電磁・未知・対抗・検討」を際立たせ、全過程で背中合わせの対抗を行い、部隊の実戦能力を最大限高めることを目指している。

10年余りの発展を経て、「紅剣」体系対抗は戦術から戦役への転換、単一兵種から複数兵機種への転換、伝統的訓練から情報化訓練への転換を実現し、空軍にとって「戦闘性」が最も高い実戦的「訓練ブランド」となっている。（編集NA）

「人民網日本語版」2017年11月29日